| 絵本を出版するずっと以前から、ビアトリクス・ポターは子どものころお気に入りだったお話のためのさし絵も描いていました。『シンデレラ』や、『リーマスじいや』の『ウサギどん』シリーズがそれです。ポターはこういったさし絵を、趣味として描いていたようですが、ときどき友人や親戚に贈ることもありました。
1890年代初頭に、ビアトリクス・ポターの作品が初めて出版されました。ヒルダスハイマー&フォークナー社が出版した小冊子、「しあわせなふたり」のために描いたグリーティングカードのデザインとさし絵です。こういった初期のデッサンは、ポターが想像画にも優れていたことを示しています。
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