| ベンジャミン・バウンサー |

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ベンジャミン・バウンサーはビアトリクスが最初に飼ったウサギです。ロンドンのペット屋でこっそり購入して、紙袋に忍ばせて子ども部屋に持ち込みました。「バウンス」はビアトリクスが描いた多くのウサギたちのモデルとなりました。ベンジャミンの写真の裏にビアトリクスはこう書き残しています。「“ベンジャミン・バニー(ベンジャミン・バウンサー)”の本人。ベンジャミンはバターを塗ったトーストが大好物で、お茶の合図のベルを聞くと客間に飛び込んできたそうです。」
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| ピーター・パイパー |

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ピーター・パイパーは黒の雄ウサギ(ベルギー種)で、まだほんの幼いうちに買われて来ました。ビアトリクスはある子どもに宛てた手紙の中でこう書いています。「ピーターはまるでねこのように暖炉のそばのじゅうたんの上で寝たものでした。彼はとても芸がうまく、輪のなかをくぐったり、ベルを鳴らしたり、タンバリンをたたいたりしました。ある時など、麦わら帽子の上でタンバリンをたたこうとしていたのですよ。」
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| ティギーおばさん |

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| ビアトリクスはウィニフレッド・ウォーンに宛てた絵手紙のなかで、ペットのハリネズミについてこう書いています。「ティギーおばさんはとても旅慣れています。何回旅行に出ているか数え切れないぐらいです。列車の旅が好きで、旅行中はいつもお腹をすかせています。ティギーおばさんを是非一度お茶に誘ってくださいな。お人形遊びのティーカップでならきっといくらでもミルクを飲みますから!」
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| スポット |
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| スパニエル犬のスポットは、ポター家で可愛がられていた犬です。スポットは馬車に乗るのが大好きで、家族の誰かが馬車に乗って外出する時には、必ず一緒に飛び乗ってしまい、誰にも止めることはできませんでした。ビアトリクスは、犬は描き難いと認めていましたが、晩年は途切れることなく牧羊犬を飼いながらも、「犬に対しては、ある程度は敬意を抱くけれど、決して品性のよい動物ではないと思う」と書いています。
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| ザリファ |
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| 子どものころ、ビアトリクスは「眠たがりやの小さな生き物」であるヤマネがお気に入りでした。ザリファが死んだとき、ビアトリクスは「可哀想に、私と同じくらい生きるかもしれないと思ったのに。きっと高齢だったのでしょう。それでも、これほど多くの友を持ったヤマネはいたかしら。(中略)ザリファは私が知っている動物のなかでも、多くの意味でもっとも愛らしい生き物だったと思う」と書き残しています。その後「妖精のキャラバン」で、ビアトリクスは「ザリファ」という名前の、小さな眠たがりやのヤマネを登場させています。
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| ピグウィッグ |
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| ピグウィッグは、ビアトリクスが血統養豚農家から購入した黒いバークシャー種の仔豚でした。ビアトリクスはピグウィッグもヒルトップ農場の他の豚たちと一緒に飼いたかったのですが、農場管理者はピグウィッグが他の仔豚に近寄ることを嫌がりました。そこでビアトリクスはこの仔豚をバスケットに入れて自分のベッドの隣に置き、夜も昼も哺乳瓶でミルクを与えて世話をしました。やがてピグウィッグはビアトリクスの熱愛するペットとなり、家の中でも外でも、彼女の後をついて歩くようになりました。 |